子供の苦しみの本質


なぜ親の問題が、子供の不登校につながるのか?

親の問題が、どのような子供の苦しみにつながり、どのような引き金で不登校になるのか。

子供に現れる精神疾患や現実の問題についてお伝えします。

なお、この子供の苦しみの本質は、親自身も幼いころにご両親、つまり子供の祖父母から受けています。

祖父母から父母へ、父母から子供へと、それぞれ影響を知らず知らずに受けているのです。

あなたの家庭では、どうでしょうか?

1. 親の問題がもたらすもの

親の問題は、子供の自己肯定感に最も大きな影響を与えます。

・親子の愛着関係をつくれない

・条件付きの愛

・ホンモノ共感の欠如

・マイナス言葉がけ

・親の幸せでない生き方、考え方

 

「人が腹の中で自分のことをどう思っているか」は、親の影響が最も強く表れるため、さまざま子供の苦しみ、精神的なもろさを生みます。

親の問題によって、精神的にもろく、苦しみの状態になった子供は、いじめを行うような生徒、教師の標的になりやすい傾向にあります。

このため学校のいじめ、トラウマ、ストレスで、自己肯定感が極端に低下し、「役立たず不安」を感じて、不登校になります。

 

2. 子供の苦しみの本質

2-1 自己肯定感の低下

自分に対する自信、自己肯定感の低下で、自己信頼とも言います。自己肯定感が極端に低下すると、「役立たず不安」を感じるので、不登校の原因となります。

 

自己肯定感の低下の一例

・自分に自信がない

・自己否定や劣等感が強い

・悲観的

・「恥ずかしい」

・短所にばかり目を向ける

・「自分はどうせ何やってもダメなんだ」

・他人からのストレスを受け流せない

 

2-2 マイナス思考

子供の頭の中をマイナス思考が、すみずみまで支配している状態です。マイナス思考は、勉強に取り組んだり、行動に取りかかることを妨げます。

 

マイナス思考の一例

・「勉強しても、良い点とれなかったら・・・」

・「授業に出て、先生に指されて答えられなかったら・・・」

・「人に話しかけても、イヤな顔をされたらどうしよう・・・」

・「外出して誰かに話しかけられて、イヤなことを言われたらどうしよう・・・」

 

2-3 強迫観念

強迫観念とは、『強いこだわり』や『自分ルール』です。様々な『完璧主義』にあたります。

強い焦りや不安を伴い、見えない鎖となって子供を徐々に縛り上げ、いずれ動けなくなります。

 

強迫観念の一例

・「○○しなきゃいけない」

・「こうでなければならない」

・「○○してはいけない」

・「こんなのはダメなんだ」

・「テストは良い点でなければならない」

・「勉強ちゃんとしなきゃいけない」

・「宿題は全部終わらせなきゃいけない」

・「期待には応えなきゃいけない」

 

2-4 不安と不信

他人に安心を感じられない、他人を信用できないなど、特に人や集団に対して、存在する様々な物事に安心できなくなる状態です。

何か行動したり、発言したり、することができなくなります。

 

2-5 対人恐怖

自分にとって安心できる人以外を恐れたり、緊張したりするようになります。

人と会うことを避け、たとえ人が訪ねてくれても、会おうとしなかったり、ひどくなると外出できなくなります。

また、外出できても非常に他人の目を気にしたり、知り合いがいる可能性のあるところには行けなくなります。

 

2-6 神経質、神経過敏

極端にまわりに神経質、神経過敏になります。

 

神経質、神経過敏の一例

・少しの物音におびえる

・暗闇を怖がる

・大きな物音をうるさがる

・キレやすい

・潔癖症

・こだわりが強い

 

2-7 心の傷、心に刺さったままのトゲ、苦しみ

特に幼少期に言われたマイナス言葉が、心の傷、刺さったままのトゲとなり、自己否定に苦しむようになります。

 

心の傷となるマイナス言葉の一例

・「おまえは悪い子だ」

・「本当にダメな子」

・「どうしようもないやつだ」

・「自分は悪くないのに自分のせいにされた」

・「自分は親を苦しめる悪い子」

 

3. 不登校の引き金

3-1 ギャップ

愛着関係がつくれないなどにより、適応しにくい子供は、学校で自分と周囲との間に「何らかの隔たりやズレ、ギャップ」を感じます。

それが、ショックになり、適応もできず、ギャップを乗り越えることもできず、社交不安障害をとなります。

このため「役立たず不安」を感じ、不登校になります。

 

ギャップの一例

・「自分は毎日コツコツ勉強して平均60点なのに、クラスメートは片手間に勉強して平均80点。なんでこうなるんだ?」

・「クラスメートは将来の夢をしっかり持っていて、勉強する意味を理解し、前向きに生きている。

それに比べて自分は親に言われるがままに勉強してきただけ。

何のために勉強してるのか、何のために生きているのかもわからない。

自分は、なんてダメな人間なんだろう。」

・「クラスメートに文化祭に積極的に取り組むように呼びかけたけど、みんな冷めている。クラス一体になって欲しかったのに。真剣なのはオレだけ。」

 

3-2 完璧にできない

強迫観念とは、一種の完璧主義です。

強迫観念を強く植え付けられている子供は、その完璧主義を全うすることができなくなったときに、不登校になります。

学校は、自分の完璧主義を全うできず、「役立たず不安」を思い知らされる場所になるからです。

 

完璧にできない一例

・「夏休みの宿題が終わらなかった。だから学校へは行かない。行けない。なぜなら、宿題は終わらせなければならないから。」

・「朝が起きれない。だからもう学校には行かない。遅刻なんて、自分で自分を許せされないから。」

 

3-3 失敗

強迫観念や回避性を持っている子が、人前で目立つ失敗(例えばスピーチなど)をすると、一気に社交不安障害が現れ、「役立たず不安」を感じて、不登校になります。

 

3-4 親の心ない一言

精神的にもろい状態なので、親の心のない一言によって、糸が切れるように崩れて、「役立たず不安」を感じます。

子供がブチ切れたり、大暴れしたりして、不登校になります。

 

親の心ない一言の一例

・「勉強を怠けるのはクズだ、おまえはクズだ」

・「何で他の子がちゃんとできることがおまえはできないの?」

 

3-5 集団不適応、居づらい、居場所がない

愛着関係がつくれない問題や回避性の問題によって、元々集団が苦手だった子供が、学年が変わりクラスの人数が増えることによって、集団不適応になります。

「この人数ではもう無理」と、自分に「役立たず不安」を感じて、不登校になります。

 

集団不適応の一例

・クラスの中でしゃべれる人がいない。

・クラスがうるさい。授業中もうるさい。

・クラスに、ヤンキーが多い

・クラスの○○なところがなんとなくイヤだ。

・やたらと明るくにぎやかな学校の雰囲気についていけない。

・とても厳しい学校の雰囲気についていけない。

 

4. 子供に現れる精神疾患

家庭環境や親・祖父母が生み出した、後天的な問題により、子供に現れる症状や問題を、精神医学的に見ると、次のようになります。

なお、愛着障害・適応障害・社交不安障害・回避性パーソナリティー障害の4つは、症状が共通します。

これらの精神疾患は、時期的に幼少期から、既に明確に現れるケースと、中学生前後から、ハッキリ明確に現れるケースに分かれます。

新井てるかずは医師ではないため、不登校セラピーは病名診断を行いません。

 

4-1 愛着障害

他人に安心を感じられなくなり、他者との愛着関係を築くのが難しくなります。

そのため、他人の集まりである学校や教室に行くことができません。

不登校の根本はここにあります。

人見知りや緊張症、自己主張しない、緘黙症などは「先天的な問題、生まれつきの性格」などと考えられてきましたが、実は全く違います。

後天的な家庭環境、親子関係から生まれた問題です。

 

愛着障害の特徴

・他人を警戒する。

・他人を危険と見なす。

・他人を信じられなくなる。人間不信。

・他人に安全安心を感じられなくなる。

・対人恐怖や対人不安、対人緊張。

・幼少期の人見知り、緊張症。

・緘黙症。人前で話せない。

・母親との分離不安。

 

4-2 適応障害

学校や会社などに適応することが難しいという症状です。

 

適応障害の特徴

・学校や教室という集団生活の場に適応できなくなる。

・無理に適応しようとすると、激しい身体症状か精神症状が起きる。

・大人がこれにかかると、会社に適応できず出社拒否となり、会社に行けなくなる。

 

4-3 社交不安障害

社会と交わることに強い不安をおぼえることが症状です。引きこもりは、社交不安障害の状態とほぼ一致します。

 

社交不安障害の特徴

・他人の目を極端に気にする、恐れる。

・対人恐怖や対人不安、対人緊張。

・社会や集団、家族以外の他人と、交わることも関わることも、強い不安や緊張、恐れによって、できなくなる。

・外出が困難となり、引きこもりになりやすい。

 

4-4 回避性パーソナリティー障害

もし自分が動いたらどうなるか?を無意識のうちにシミュレーションし、マイナスの事態を想像します。

ほとんどの場合、ほぼすべて人間関係にマイナスの影響が及ぶ可能性を想像します。

それを回避するために動けず何もできない状態です。

「なぜ動かないのか?」「なぜ決断できないのか?」「なぜ自己主張しないのか?」など、一見不可解な行動や判断が起こります。

 

回避性パーソナリティー障害の特徴

・他人との衝突を避ける、ケンカできない。

・自己主張できない、他人にNOと言えない、イヤだと言えない。

・人から拒否拒絶されることを恐れる。

・他人同士の衝突を見るのも聞くのもいやがる。

・人の顔色を常にうかがう、人に合わせる。

・人に迷惑をかけられない、迷惑をかけることをいやがる。

・人を怒らせないようにする、波風立てられない。

・揉め事をとてもいやがる。

・決断できない、決められない、選べない。

・失敗を避けようとする。

・完璧主義を多く持っている。

・勉強や宿題のやる気が起きない、勉強や宿題のやる気はあっても実際には手がつけられない。

・予定していたことや、やろうとしていたことを寸前でやめる。

・うまくいかないとパニックを起こす、落ち込む、怒り出す。

・初めての場所や物事、環境、慣れない人間関係に適応するのにとても時間がかかる。

・一歩踏み出すことがなかなかできない。

・強い対人恐怖、対人緊張、対人不安。

 

4-5 不安障害

人、まわりのことに不安を常に感じ、悩まされる状態です。

 

不安障害の特徴

・(理由が当人にもわからない)漠然とした不安。

・(理由がある程度わかる)将来に対する不安、学業や学校生活への不安、集団生活や友人関係、仲良しグループに対する不安。

・朝になると不安で目が覚める、夜は不安で母親の手を握らないと眠れない。

・恐がり、臆病(暗所、高所、閉所など)

 

4-6 解離性障害

つらい体験を自分から切り離そうとするために起こる一種の防衛反応で、自分が自分であるという感覚が失われている状態です。

ある出来事の記憶がすっぽり抜け落ちていたり、まるでカプセルの中にいるような感覚がして現実感がない状態です。

いつの間にか自分の知らない場所にいるなど、様々な症状があります。

 

解離性障害の特徴

・人格が変わったかのように乱暴になる、乱暴な言葉を使う、暴れる、暴力をふるう、奇行をする、しかも正気に戻るとそのことを記憶していない。

・生きていることに現実感がない、「膜の中」で生きている感覚、外界と分厚いガラスの壁で隔てられている感覚など。

・失神、けいれん、パニック、記憶障害を伴う。

・人格交代や多重人格をたびたび引き起こす。

・正気を失った状態で「死ね」などと言い出したり、裸足で外に飛び出したり、家族に暴力を振るう。

 

4-7 反抗挑戦性障害

周囲の人に対して怒ったり、乱暴な言葉で反抗したり、かんしゃくを起こしたりする行為が、長期間続く症状です。

 

反抗挑戦性障害の特徴

・親や大人への反抗

・不服従、拒否

・いらだちやすい

・暴れる

・家の中のものを壊す

・壁に穴を開ける

 

5. 子供に現れる現実の問題

子供に現れる現実の問題は、いずれも医学的検査では異常が見つかりません。

子供は自己肯定感が極端に低下し、強迫観念や意欲低下、対人恐怖、様々な身体症状や精神症状で苦しんで、精神不安定な状態となっています。

そのため、子供は学校での人間関係や勉強、テスト試験などのストレスに耐えられず、同世代の集団と関わることができなくなり、不登校となります。

 

5-1 最も親を悩ませる問題

・ゲーム依存、スマホ依存、パソコン依存、ネット依存、アニメ、動画、マンガなどの2次元依存

・昼夜逆転、起立性調節障害、睡眠障害

・勉強や宿題に取り組めなくなる

・ほんの一言で顔色が変わる

 

5-2 子供を苦しめる身体症状、精神症状

・頭痛、胃痛、吐き気、腹痛、下痢

・様々な不定愁訴や自律神経失調症

・身体の痛み、何らかの不調

・唾液分泌異常

・目や耳の疾患

・過呼吸

・脱力

・うつ状態、無気力

・キレやすい

・パニック

・対人恐怖、対人不安、対人緊張

・人の目を気にする

・外出しない

・入浴、歯磨き、食事などの問題

 

6. 追伸 子供の苦しみの本質を解決するには?

親が与える子供の苦しみの本質、こういった問題を持ったお子さんにどう対応すればいいのか?どう解決すればいいのか?

ほとんどの場合、今の子供の状況は、親のご両親、子供の祖父母の間違った言葉がけと接し方によって育てられてきた結果です。

親自身も、自分の親の影響を受けているのです。

このため、今までの考え方、生き方を変えるには、一人ではどうしようもない場合が多いです。

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