技術
TFTとは?
TFT(思考場療法)は、アメリカの天才心理学者ロジャー・キャラハン博士が1980年代に開発した心理療法です。
従来の心理療法にない優れた効果が認められ,医療や教育などでも利用され始めています。特徴は次の通りです。
・日本人になじみの深いツボ(経絡)を軽く叩くことで刺激を与え、心の苦しみを解決する方法です。
ロジャー・キャラハン博士は、中国医学の経絡の知識と、アプライド・キネシオロジー(カイロプラクティックの一種とお考え下さい)の知識を基に、心理的問題を解決できる技術を構築し独自に発展させました。
・成功率が高い
一般に成功率が高いです。ただしどんな道具も使いこなしです。根っこがある問題は、施術者がそれを見抜く能力によります。
・副作用がない
キャラハン博士も私も、TFTを行ったことによる副作用は一度も経験していません。ただし過去の記憶を思い出すことによる悪影響はあります。
・憶えれば子供でも自分でできる
TFTの重要なコンセプトのひとつに、セルフケアーがあります。私はまじめに改善に取り組んでくれる子供にはアルゴリズム(手順)を教え、自分でやってもらうこともよくあります。教えた子供で「難しくてできなかった」という子は未だにいません。1-2回カウンセリングをすればその間にどんな子供も憶えます。ただしちゃんとわかるよう、憶えられるよう、何に焦点を合わせて行うかを的確に教えることが必要です。
経絡を軽く叩いて刺激することをタッピングといいます。
人体に存在するいくつかの経絡のタッピングで、心理面・精神面に良い影響をもたらします。
タップする経絡は14箇所で、その組み合わせを変えてさまざまな心理的問題の解決を行います。
記憶に作用させる使い方は、もともとTFTにあったわけではありませんが、「トラウマのアルゴリズム」の使い方に工夫を加えることで可能になります。
TFTについて原理などを詳しくお知りになりたい方は、次の本をご覧ください。
・TFT〈思考場〉療法入門 ロジャー・J・キャラハン 春秋社 2001年
・ツボ打ちTFT療法 森川綾女 講談社 2008年
米国ではTFTの効果の素晴らしさから、多くの亜流(経絡を使うセラピー)が生まれました。実際にそれらも試しましたが、やはりTFTが最も信頼できると思います。
記憶に作用させる技術
記憶も感情も、TFTを使って同じ方法で処理できます。意識を合わせる焦点が違うだけです。
方法は、次の3つを使います。
・トラウマのアルゴリズム
・鎖骨呼吸法
・新井式アルゴリズム
基本的に、この3つを使いこなすだけでほぼすべての記憶と感情を処理できます。大事なことは、何に狙いを定めるか(意識を集中させるか)です。
この3つがどれが特にどういう感情に適している、などということはありません。私はどんな子のどんな感情も記憶も、トラウマのアルゴリズムだけでほぼ全て処理しています。2-3度繰り返しても点数が下がらないときに、鎖骨呼吸法か新井式アルゴリズムを使います。
親がこの技術を使えれば、子供のストレスに自在に対処できます。家族の心の健康を自分で守れます。私は四女の父親ですが、娘のケアーも私が行っています。いじめや友人・先生とのトラブルの時には素早く記憶と感情の問題を解決し、リスクの芽を摘みとって悪影響が残らないようにしています。



