不登校のピラミッド構造

こうして聴き出した情報を、時系列で(年代順に)整理してみましょう。そうすると、あなたは、わが子がどれほど学校でストレスを受けていたのか、と愕然とすると思います。

不登校の原因を親と子供に説明するために、私はピラミッドにたとえます。
不登校はピラミッド構造によって成り立ちます。頂点を支える下部の構造体が、対人関係のストレスです。

ピラミッドの絵の描き方

1. 大きな三角形を書く。
 水平に四段ぐらいに分け、頂点(一段目)に不登校と書く

2. 二段目に、今学校へ行けない表面的な理由を書く。
 頭が痛い、下痢、朝起きれない、対人恐怖、人間不信、etc...

3. 三段目にストレスを与えた人間への感情を書く。
 こわい、いやだ、腹が立つ、etc...

4. 四段目に、ストレスを与えた人間の行為(具体的な出来事)を書く。
 Aちゃんの悪口、Bちゃんの仲間はずれ、C君のいやがらせ、etc...

こう書くと、
 一段目を支えている(生み出した)のが二段目、
 二段目を支えている(生み出した)のが三段目、
 三段目を支えている(生み出した)のが四段目、
という構造が子供でもわかります。

そして、「この不登校のピラミッドを崩すには、底辺から崩すんだよ。二段目からは崩せないんだ」と説明すると、子供は理解してくれます。

注意して下さい。二段目もしくは三段目が心の問題です。三段目もしくは四段目が記憶の問題です。つまりこのピラミッドを書くと、「心が大事だ」は間違いであり、記憶が大事なことが一発でわかります。

世の中の人が「わからない」と嘆いている不登校の原因とメカニズムも一発でわかります。とてもシンプルに理解できます。


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