助けるのは誰か?

あなたにお伝えしたい重要なことがあります。

それは、「時間は待ってくれない」ということです。
今解決できる問題を今解決しないから、最悪の事態を招きます。
日本人はリスクを恐れるくせに対応を何もしません。根性論と精神論で済ませてしまいます。
目を背けないで、あなたのお子さんの現実を見て下さい。
今どんな状態ですか?
このまま放置しておいたらどうなりますか?
冷静に考えたらわかるはずです。

先程述べたように、不登校の原因は記憶です。
ということは、もしなんの処置も施さなければ、記憶が自然に消えてくれない限り一生今のままの状態が続く、ということです。

では自然に消えてくれるものなのか?
私は、小学校で私を泣くまで猛烈に罵った女の先生の顔を今でも鮮明に記憶しています。もう30年も前なのに。
おそらく多くの人にとってこういう悪い記憶は、なかなか消えないものでしょう。

このままの状態が続くと怖いのが、20代、30代になったときにどうするのか、ということです。

社会の現実

学校へ行かなくとも、自分の道を歩むことはできます。しかし、それはごく一部の才能を持つ者の話です。
企業はこれからますます人件費を減らしていきます。その分、優秀な人材を雇いたいと考えているのです。中学すらまともに行けなかった人間を雇ってくれる会社は、これからはもうないでしょう。
自立支援センターに対する政府の援助はこれから先どんどん減らされます。入所できる子供も当然減ってゆくのです。

また、現代はインターネットによって自宅で一人でもできる仕事があります。しかし、他人とまったくコミュニケーションせずにできる仕事というのは、極端に限られます。
不登校が長くなるほど、子供が就職できるチャンスが減っていきます。

そして、社会人になると、人と挨拶をし、先輩に学び、後輩に教え、相手を認め、相手を喜ばせ、自分から情報を発信し、自分の判断で物事を進め、最終的に己の足で立ちつつけねばなりません。これが、自立した社会人になるということです。

これらに必要なスキルや、人間的な素養は、できれば二十歳までに身につけておかなければなりません。
不登校は、これらを学ぶ機会を奪います。

治療の現実


不登校の子供を連れて心療内科を受診させると、わずか10分程度の診察で医師はうつなどの診断を下し、薬を与えます。

「あ、わかりました、うつですね、お薬を出しておきますから様子を見てください」
これで本当に終わりです。

たしかに長期間家に引きこもっている子供は、うつのような症状を呈するようになります。
しかしわずか10分程度の問診で、問題の本質が明らかになるわけがありません。

私の経験から言うと、初対面の子供と話をして、「何が問題なのか、何が根本原因なのか」を明らかにするには、子供にもよりますが、最低3時間以上の、粘り強いカウンセリングが必要になります。

3時間以上、子供に丁寧に質問を続け、真剣に答えを聴き続ける事によって、初めて根本原因が見えるものなのです。

この長時間の、じっくり腰をすえたカウンセリングが、絶対に必要なのですが、心療内科でもスクールカウンセリングでもほとんど行えていません(もちろんすべてではありません。先進的な取り組みを行っているところも存在します。)

しかも不登校の原因は記憶です。つまり薬物療法
で治そうとするなら、記憶に作用させる薬が必要ですが、そんな薬はありません。
残念ですが、現状は不登校の薬物療法による解決にはまだまだ遠いのです。

では、不登校の子供を持ったあなたは、あきらめるしかないのでしょうか...
いえ、決してそんなことはありません。

米国の最先端の心理療法の効果は驚くほどなのです。
これを用いた不登校セラピーを施せば、あなたのお子さんも立ち直ることができると私は信じています。

そして、あなたと、あなたの大事なお子さんの未来を取り戻すために、私は今日も不登校セラピーに取り組むのです。

助けるのは誰か


悪化が進むと子供は改善を拒むようになります。脳の性質上、思考力が低下し、正常な判断を下せなくなるためです。自分では改善のための行動はできません。
もう学校の先生も、スクールカウンセラーも医師も助けてくれません。
あなたのお子さんを助けられるのは、あなたしかいないのです。

子供は親が自分のために行動を起こしてくれるのを待っています。

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