不向き

不登校セラピーは、不向きがあります。タイプだけ挙げます。いつか解決できるようにしたいと思います。

1. 小学生

小学生は相談件数が少なく、研究が進んでいません。小学生の特徴は2つです。

・カウンセリングをイヤがります。
・記憶のストレスがなくなっても自発的な再登校が難しいと思います。

よって小学生は親か大人が学校へ連れてゆく必要があります。最適は父親です。

私は四女の父親ですが、次女が先生への恐怖で不登校になりかけたときも、私が記憶のストレスを取り除き、私が教室まで連れてゆき、私が先生に話をつけました。

2. 高校生女子

高校生女子は次の点が特徴です。

・過去の記憶を掘り起こされるのをイヤがります。
・過去の記憶を思い出す時に不快感と身体症状が起こりやすい。

ヒーリングと勘違いされているかも知れません。2点目は私の責任です。
親に不退転の決意がないと、カウンセリングを続けることは難しいです。

なお素直に受けてくれる子もいますし、他の年代の男女でもイヤがる子はいます。

3. 再登校の意志を完全に失っている

不登校児の意志・気力は失われてゆきます。再登校の意志を完全に失った場合、私の方法では解決できません。内なる火が消える前に行動しなければなりません。

4. 全く話さない子

全く話さない子がいます。あるいは事務的なことや趣味などなら少しは答えてくれるのですが、肝心の記憶の話になると完全黙秘。

残念ながらこういう子のクチを滑らかにする術を私は知りません。緘黙症も同じです。

5. 虐待

虐待している親は「躾かお仕置き、当然だ」と思っています。だから誰に何を言われてもやめません。したがって親から引き離さないと意味がありません。

6. 非行・不良

このタイプはわずか一例の経験ですが、うまくいきませんでした。原因が違うようです。あと、好きでサボる、意図的にサボる子はもちろん対象外です。



これは高校生ではないのですが、記憶に深く残る女子中学生の例を挙げます。

ある女子中学生Aちゃんが不登校になりました。母子家庭で、祖父が父親代わりです。
学校とクラブで先輩と先生から理不尽なことでかなり叩かれたらしく、もう学校へは行かない、と明言。家でもお母さんとケンカばかり。

お母さんのご希望でご自宅まで伺ってカウンセリングを行いましたが、Aちゃんは明らかにイヤイヤの節。どうやらカウンセリングを知らされていなかったようです。眼がギラギラしていて普通の女の子の眼ではありません。

残っていたストレスの記憶を取り除きましたが、もうその数自体少なく、当人も再登校の意志を完全に失っていたため、お母さんに「申し訳ありませんが私ではムリだと思います」と終えました。

ところが数週間後、お母さんより「もう一度お願いします」とお電話が。
私が驚いて話を伺うと、「あの後祖父があの子の顔を見て"こりゃ本物だ!"と祝杯をあげたんです!」。

祝杯とは一体どういうことか?

詳しく伺うと、"憑き物が落ちた"ような眼になり、言動もずいぶん落ち着き高校進学についても前向きな発言が出た、とのこと。大人は一目で変化がわかったのでしょう。

"それは良かったですね、もちろんして差し上げたいのですが、でも次のカウンセリングはAちゃんの了解を得て欲しいのですが"と申し上げると、お母さんは「はい...今Aは親戚の家にいますので確認します...」とトーンダウン。

これは今考えるに、第三因子ではないかと思います。
その後お母さんから連絡はありません。うまく人生を歩んでくれていることを祈るばかりです。