不登校を引き起こす遠い関係、疎な関係


こんにちは不登校セラピーと子供自信協会の新井てるかずです。

 

現在、魔法ことばベーシック講座の上級であるアドバンスコースの3日目が終わりました。

 

アドバンスコースは、自分の母(不登校のお子さんから見て祖母)の問題を扱います。

その問題は何かと言うと?

 

母と祖母の心の距離の問題です。

 

不登校のお母さんがつくってしまう遠い関係、疎な関係

不登校のお子さんのお母さんは、自分の母からちゃんと共感をしてもらえていない方がほぼ全員です。

そのことによって、祖母とお母さんの間に心の距離が開いています。

これを遠い関係、疎な関係と呼んでいます。

 

この関係性を気づかずに、お母さんは、お子さんとの関係でも、遠い関係、疎な関係をつくってしまいます。

だから、共感ができません。

共感というのは、健全な形で、近い関係、密な関係だからです。

 

今日のアドバンスコースでは、親御様たちが知らずのうちに築いてきた疎な関係を認識し、それを直すという練習を行ってきました。

例えば、1つの例です。

 

ゲームをしている不登校のお子さんに向かって、お母さんが話しかけます。

先日、お子さんがお出かけしたことについて、いろいろと聞いていたんです。

 

「徹夜していたのに、よく頑張ったね。

翌朝、ちゃんと起きて、がんばっていけたね。」

 

お子さんは、聞くとはなしに、話を聞いています。

そして、お母さんが聞きました。

 

「なんで徹夜して疲れているのに、がんばっていけたの?」

 

お子さんがポツリと一言。

「お母さんを悲しませたくないからさあ。」

 

そして、お母さんが何とか振り絞った言葉が、こんなふうでした。

「お母さんは悲しくないよ。楽しかったよ。」

 

そのあと、お母さんの言葉が止まってしまいました。

ここは、お母さんを悲しませないように気遣ってきたというお子さんの考え、内面に踏み込んでいきたいところなのです。

踏み込まないと、遠い関係になります。

 

こんな練習でした。

それ以外にも、ゲームをしていて、こちらの話に対して、こんなふうに話すお子さんにどう話しかけるのか?

 

「わからない。」

「知らない。」

「はよ、しゃべれ。」

 

もしくは、一切、反応がなく、ipadに文字を書いて、見せてくるお子さんに寄り添う練習などを行いました。

これらはすべて親御様の中にある、拒否される不安を取り除いた上で、行った練習です。

完全にスイッチを切って、こういった状態のお子さんにホンモノ共感をすることができれば、お子さんの変化は即、訪れるようになります。

 

さて、ここで私が直接、魔法ことばベーシック講座で指導した練習と、ほぼ同じ内容を皆さんが自宅で学べるメソッドを鋭意開発中です。

これについて、12月末頃に発表できると思います。

 

先ほどのような状態のお子さんやコミュニケーションが全く取れず、お困りの親御様は多いと思います。

そういった問題の解決の一助に必ずなりますので、期待してお待ち下さい。

 

次回はアドバンスコースの初日に登壇してくれたNちゃんの話をしたいと思います。

Nちゃんは中2から不登校でした。

中2の終わりにカウンセリングを受け始め、中3の終わりには少しずつ再登校を開始、高校1年から毎日登校、現在は大学1年生で元気に通学しています。

Nちゃんはお高校に安定に通学している間も、今も実はお母さんと一緒にカウンセリングを続けてくれています。

次回はNちゃんの話をしたいと思うので、お楽しみに。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「ガチャガチャ」

先週のクイズに対して、9名からのコメントを頂戴しました。

 

みなさんからいただいた回答が2つに分かれます。

1つはお金にこだわる。1つはこだわらない。

 

お金にこだわってはいけません。

お金は愛です。

 

親が自分のためにどれだけのお金、時間、労力を費やしてくれるかは、子供にとっって、愛されていることの1つのバロメーターになります。

(もちろんお金だけ与えればいいのかということではありません。)

 

無制限にどんどん楽しくやらせようという回答が正解です。

ケイトさんの答えが正解です。

 

「過日ガチャガチャが沢山並んだ駅の構内で、好きなだけやっていいよと伝え、気長に待ったことがありました。

当時中2の娘は散々迷った挙句に3回挑戦して、それで満足してしまい、拍子抜けしました。」

 

これは理想形です。

制限をかけなくても、お子さんは愛着と共感があれば、際限なく、いくらでも湯水のように金を使うということはありません。

いくらでも使っていいんだよという体験をお子さんには幼少期にさせてあげるべきです。

幼少期に制限をかけると、頭の中が常に制限されたお子さんになります。

 

完全無制限なのはコヤマさんの回答でした。

ガチャガチャに熱中するお子さんは何か欲しいジャンルやシリーズがあると思います。

それを知っているのだとしたら、コヤマさんの回答はとてもいいですね。

 

みなさん、お子さんの欲しいものに対しての共感は大体できているように感じます。

その姿勢を続けてください。

 

ホンモノ共感とプラス言葉クイズ「お母さんを悲しませたくないからさあ」

次回のクイズです。

先ほどの母と子の会話の中で出てきた。

 

「お母さんを悲しませたくないからさあ」という言葉に対して、どのように対話し、ホンモノ共感すればいいでしょうか?

 

また次回12/5(水)にブログにコメントいただいたものに、私のホンモノ共感の考え方をお伝えします。

 

ぜひこの機会を活用してください。

 

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 

再登校率88%、国内最初の不登校専門カウンセラー

不登校セラピー代表 新井てるかず


  1. しの より:

    徹夜したのに出かけられた子供に。

    お母さんの事を考えてくれたんだね。優しいね。ありがとうね。一緒に行けて楽しかったよ。でも、行かなくても 悲しくないからね。

  2. より:

    そうかあ、悲しませたくなかったのかあ。
    お母さんのことを考えてくれてありがとう。

    と言います。

  3. まゆみ より:

    「ありがとう。そんな風に思ってくれたんだね。お母さんも〇〇を悲しませるかもしれないことはしたくないって、いつも思っているよ。一緒だね」
    と答えます。

  4. ノゴン より:

    そうなの?お母さん嬉しいなぁ、ありがとうねー

  5. 藤平 典子 より:

    お母さんを悲しませないためにがんばってくれたんだ、しんどかったね。ありがとう。

  6. 可能 より:

    行かなかったら、お母さんが悲しむかもしれないと気を遣ってくれたんだ、それで徹夜で眠りたかっただろうし、疲れているのに一緒にお出かけしてくれたんだよね。
    〇〇は優しいな。自分の体調のことよりお母さんの気持ちを考えて優先してくれたんだね。
    今度から、体がつらかったら、疲れたと言って良いんだよ。そして休んでいても良いんだよ。お出かけはいつでも出来るよ。

  7. 可能 より:

    もう一度考えてみました。最初の回答だと
    「体がつらかったら疲れたと言って良い」と言いましたが、本当は、
    「(本当は出かけたくない気持ちがあったのに、または、自分から進んで行きたいと思っていたわけではないのに、)お母さんを悲しませたくなかったから出かけた」という子供の気持ちにもっと寄り添うべきだったと思い直しました。
    本当に行きたいと思っていたら、徹夜で体が辛くても、ワクワクしてどうしたって出かけようとするでしょうし、子供も「絶対行きたかったから」、と言うはずです。

    お母さんの気持ちをまず考えてくれたんだね、ありがとう。本当は、行きたくなかったのかな?〇〇が本当に出かけたいと思わなかったら、お母さんに遠慮して、無理して行かなくても良いんだよ。そのかわり、行きたいと思ったら、お母さんいつでも一緒に行くから声をかけてね。

  8. Hardy より:

    「お母さんのために頑張ったんだね。ありがとう。
     頑張ることができないとお母さんを悲しませると思ったの?
     今までお母さんが悲しんだ時があった?」
    と聞きます。

  9. むー より:

    一緒に出掛けないと、お母さんが悲しむと思ったんだね。
    徹夜して疲れていたのにお母さんのこと考えてくれたんだね。
    約束を守ろうとしてくれたんだね。
    行きたくない時は、行きたくないと言っていいんだよ。
    ●●の気持ちが一番大事なんだからね。

  10. ケイト より:

    お母さんのこと、悲しませたくないってに思ってくれたんだ。ありがとう。

    今日はお疲れ様。ゆっくり休んでね。

comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

不登校を解決するための4つのガイドライン

良い言葉がけと接し方を知る

無料ダウンロード
はこちらから

自分たち(親)でまず取り組む

詳細はこちらから

無料電話相談のお申込はこちら