3つの因子の解決方法


3つの因子の解決方法

不登校の解決は、真の原因にアプローチする必要があります。

理想は、原因を根本的に解決し、自発的な再登校を安定に継続させ、絶対に再発させないことです。

そのため私のカウンセリングは、徹底した原因解明から始め、次のようなステップで進めます。

カウンセリングの進め方

第三原因「親の問題」と第一原因「学校のトラウマの記憶」の根本改善のためには、次のようなカウンセリングが最適かつ必要です。

step1. 原因とメカニズムの解明
step2.「親の原因」のカウンセリングによる解決(第三因子)
step3.「子供の苦しみ」のカウンセリングによる解決(第三因子)
step4.「学校のトラウマの記憶」の記憶除去による解決(第一因子)
step5. 再登校の指導

不登校セラピーは日進月歩を遂げており、2015年時点で、このような解決方法をとっています。

ここでは標準的な解決の進め方を書きましたが、個々のケースでは、カウンセリングの現場において、かなり臨機応変なカウンセリングになることが多くあります。
(たとえば、すべてを同時並行で進めているケースもあります。)

*第二因子「医学的/先天的原因」は、残念ながら現時点で私の力では根本解決できません。

  • Step1. 原因とメカニズムの解明
    原因解明が最重要です。
    まず親御様への問診によって原因を徹底的に解明します。お子さまにもご協力いただき、お子さまがどの問題で苦しんでいるのか、ということを明らかにしていきます。
    複雑なケースの場合、ここにものすごく時間をかけ、じっくりきっちり解明します。
    メカニズムの解明
    さらに重要なことは、原因がどのようにして具体的な問題を生み出したのかを示す「メカニズム」です。
    例えば、よくいわれる「親子関係が悪いから不登校になった」。
    これでは、わかりません。
    親子関係の悪さが、なぜ不登校を引き起こすのか、というメカニズムです。
    ここがわからないと、実は解決できないケースが多く存在し、また、親御様も他人事のようにとらえてしまう(「俺が悪いって言うのか!」)からです。
    原因とメカニズムの解明に重要な理論は4つです。
    ・愛着の原理
    ・回避性の原理
    ・強迫観念と自己信頼の原理
    ・記憶と愛着、トラウマの認識
    この4つの理論に基づいて、原因とメカニズムを解明します。
    原因とメカニズムの解明がきちんとできれば、後がとてもラクです。もう70~80%ぐらい解決できたも同然かもしれません。
  • Step2. 第三原因「親の根本原因」のカウンセリングによる解決
    「家族の愛着関係の問題」
    「条件付きの愛」
    「共感欠如」
    「弱さの否定」
    「問題行動への対応のまずさ」
    「泣くことへの対応のまずさ」
    「学歴主義」
    「家族間の気遣いやいたわりのなさ」
    「勝つか負けるか」
    「バカにされるな」
    「威圧的高圧的」
    「おまえが悪い」
    「おまえは必要ない」
    「死んでしまえ」
    「強迫観念を植え付ける言葉」
    「マイナス言葉」
    「アスペルガー」
    「先回りとお膳立て」
    「強制」
    「支配・管理・制限・禁止・推奨」
    「負荷のかけ過ぎ・期待のかけ過ぎ・長期にわたる負荷と期待」
    「執拗なしつけ癖」
    「親、祖父母の何気ない言葉」
    「小馬鹿にする言葉、見下す言葉」
    「マイナス信念」
    「モラルハラスメント、パワーハラスメント」
    「機能不全家族」
    「親子逆転」
    「アルコール依存」
    「拝金主義」
    「損得勘定」
    「時間超効率主義」
    「ゼロ100言葉」
    「人格障害、精神疾患」
    「胎児期ストレス」
    これらはまず親御様/祖父母様へのカウンセリングが基本となります。
    すべての基礎は愛着関係です。具体的には
    「家族の愛着関係を正しく作る」
    「マイナス言葉を止め、プラス言葉を使う」
    「間違った言葉を止め、正しい言葉を使う」
    「正論ではなく、共感する」
    「間違った考え方を止め、正しい考え方に変える」
    これらにあります。
    そのため、原因を作った親御様/祖父母様が、これらをご家庭で実践できるように、一つ一つ丁寧にご指導させていただきます。
    これらについては具体的なノウハウをかなり蓄積してきましたし、今後もさらに改善し発展させます。
    そのうち最もシンプルな技術は、「不登校引きこもりを改善する10の言葉がけと接し方」として公開しています。
    基本がきちんと改善できると、それだけで半分ぐらいのお子さまは不登校がかなり改善でき、再登校を徐々に始めていると思います。
  • 難しい問題

    なお、私の経験上
    「モラルハラスメント、パワーハラスメント」
    「機能不全家族」
    「人格障害、精神疾患」
    の方々は、話が通じないか、心理学を信じないか、カウンセリングから逃げる傾向が強く、解決を断念せざるを得ないことが多々あります。

    また現実問題として、親子関係が断絶(親が話しかけても子供は完全無視)している場合も、それを復活させることがかなり困難です。

    しかしそういったケースも安易にあきらめず、どのように対応していくことがお子さまにとってベストかを、一緒に考えさせていただきます。

    「アスペルガー」「胎児期ストレス」は解決のしようがありませんが、愛着の問題として現れていることが多いので、そこで解決を考えていきます。

  • Step3. 第三原因「子供の問題」のカウンセリングによる解決

    親御様からもう原因が生まれない状態になったら、次はお子さまへのカウンセリングです。

    「子供に現れる現実の問題」
    「子供に現れる精神疾患」
    これらを直すことが不登校解決になるのですが、直接直すことは、不可能です。
    これらを生み出している「子供の苦しみの本質」を直すことが必要なのです。

    「子供の苦しみの本質」の直し方は次の通りです。

    「自己肯定感の低下」
    自己肯定感の問題には、私が開発してきた「自己肯定感頼を高める7つの技法」を使います。
    特に重要な技法は「無条件の愛の言葉がけ」です。
    「マイナス思考」「強迫観念」
    マイナス思考と強迫観念が生まれたメカニズムを解明することが、カウンセリングの中で最も難しい関門です。
    メカニズムがわかれば、それに基づいて「マイナス思考を止める言葉」「強迫観念の解除の言葉」を私が作り、親御様からお子さまにかけていただくか、お子さまが自分にかけていただきます。
    「対人恐怖」「不安と不信」「神経質、神経過敏」
    これらは、さらに深い本質があります。それは愛着関係です。したがって、「愛着関係を正しく作る」という方法で直していきます。
    特に幼少期の心の傷、心に刺さったままのトゲ、苦しみ
    これがもしお子さまにあるのなら、傷を癒してあげる言葉を作りかけていただきます。単純な同情やごめんなさいの言葉ではなく(効果がない)、私が様々な経験から作り上げた言葉(効果がある)です。
    この傷を癒してあげると、本当に多くの変化が現れます。
    これらを実行する上で、お子さまとの長時間じっくりと向き合うカウンセリングが必須です。遊びはなく、いつも真剣です。
    この本質が解決できると、お子さまの様子が全く変わり、90%以上のお子さまが再登校できると思います。
  • Step4. 「学校のトラウマ」の根本解決
    記憶除去「五感変容メソッド」を使って、子供を苦しめるトラウマの記憶を取り除き、心の傷を癒してあげます。
    この技術は時に劇的な変化をもたらします。
    「記憶除去だけがお子さまを重い苦しみから救える」というケースもあります。
    基本的にお子さまに私が直接記憶除去を施術いたします。
    記憶がきれいになったお子さまの変化は、私にとっても喜びの一つです。
    *記憶消去ではありません。
    *第三原因がある場合は第三原因の解決を優先とします。
    また、五感変容メソッドが使えない(適用自体できない)方も時折いらっしゃいます。第三原因があるお子さまの場合、五感変容メソッドは、適用できないことが多くあります。
    つまり、親子関係のトラウマを記憶除去で解決することはできません。
    記憶除去「五感変容メソッド」について確認なさりたい方は、次の2つのページをご覧いただくことをお勧めします。
    再登校事例 いじめによる不登校 女子高校生SAさん
    「先天性眼瞼下垂症」によるトラウマの記憶除去の実例
  • Step5. 再登校の指導

    実際に登校するに当たっては、お子さまにストレス無く、ソフトランディングしていただくことが重要です。
    それらについても学校の状況を伺いながら、注意点などをお伝えしていきます。

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以上の解決技術は個別カウンセリングでご提供しています。
うち一部は、私のセミナーでも学ぶことができます。

自発的再登校の原理

現在不登校セラピーは、心理学の「愛着理論」を取り入れてカウンセリングを行い、自発的再登校を高確率で引き起こしています。

愛着関係を再構築することで、子供には「探索行動」が生まれます。
探索行動とは、自分が興味を持ったこと、やりたい、知りたい、見たい、遊びたい、学びたいと思ったことに、自発的に取り組む行動のことです。

探索行動は、社会と交わる・他人と交わることに必ず結びつきます。社会に適応していくのです。就学年齢の子供で学校に属していれば、交わる先は学校となります。
(これが第三因子の解決となります)

この探索行動を利用し、またその際、探索行動を阻害する「学校のトラウマの記憶」を除去する(第一因子の解決)ことで、自発的再登校に結びつけるのです。
これによって不登校はもちろん、引きこもりも解決可能です。

愛着関係や探索行動など、これらの詳細は文章のみで説明するのは少し難しいので、カウンセリングでお会いしたときにさらにわかりやすくご説明しています。

カウンセリング技術の特徴

  • トラウマ療法 記憶を取り除く「五感変容メソッド」

    五感変容メソッドは、「学校のトラウマの記憶」を記憶の中から取り除ける、カウンセリング技術です。
    一種のトラウマ治療の心理療法です。

    クラスメートや先輩、先生などの学校の人間関係からのいじめや無視、疎外や悪口、暴力、暴言他、「学校のトラウマの記憶」に直接作用し、その記憶を取り除いてあげることができます。

    その結果、トラウマの記憶がもたらす苦しみを消し、鮮やかで根本的な改善、自発的な行動の変化をお子様にもたらします。かつ再発がありません。

    トラウマ治療の心理療法は他にもありますが、過去の記憶にダイレクトにアプローチし、取り除く技術は「五感変容メソッド」だけです。

    しかも方法はきわめて簡単。老若男女誰でも、いつでもどこでもできる技術です。

    *記憶消去ではありません。

  • 記憶の構造とストレスのルーツを解析
  • 記憶除去技術は、闇雲にやれば良いというモノではありません。
    人間はストレスの記憶を3つの法則に則って構造的に保存しており、ストレスの流れと根源(ルーツ)、因果関係を読み解きながら、システマチックに行うことで最大限の効果を発揮します。

  • 愛着関係の再構築
  • 親子関係には多くのカウンセラーが着目しますが、これもうまく改善できません。「愛着理論」に関する知識と経験がないからです。
    不登校セラピーは、親子関係の改善のためにもっとも正しく有効な「愛着理論」を、不登校に正しく適用して、再登校に成果を挙げています。

  • 症状/問題と原因の関係を明確化
  • 不登校児が呈する症状や問題には原因があります。症状の解決のため、表面的な問題に目を奪われず、原因を正確に把握します。その原因とはもちろん3つの原因です。

  • 精神疾患/社交不安障害のメカニズム
  • 不登校の原因を正確に理解するには、いくつかの精神疾患と社交不安障害に関する知識が必須です。これによって不登校の症状や問題をさらに深く理解することができます。

  • 不登校児の心理を理解
  • 3つの因子理論と精神疾患などに関する知識と経験によって、不登校児の心理を読むことができます。そのため、不登校児に対する的確な接し方や言葉がけのご指導を行うことができます。

  • 言葉がけと接し方のご指導
  • 上述の理由から、不登校児への言葉がけと接し方のご指導はもちろん、他の治療者が説明できない「なぜそれが必要なのか」「それによってどういう効果がもたらされるのか」「なぜ○○はやってはいけないのか」という理論まで、明確に説明します。

  • 初回から核心に切り込む
  • どんなお子様であろうと、初回のカウンセリングから核心に切り込みます。
    他でよくある「Wiiやゲームで遊ぶ(だけ)」「マンガや趣味の話(だけ)」というカウンセリングは、意味がないと思っています。
    またこれも時折ですが、心療内科を受診すると心を土足で踏みにじるような質問をされ、子供が二度と行かなくなった、という話を聞くことがあります。
    当たり前ですが、こんな質問もしません。

  • 明確な改善の指標
  • 不登校を解決したいので、行動が変わってくれないと意味がありません。
    あいまいな基準を持たず、「行動の変化」を改善の指標としています。

不登校を解決するための4つのガイドライン

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